ベーシックな外観に強さと美しさを備えた、
フェンスのスタンダード
【朝日PCフェンスA型 (長さ20m以上)】
PCフェンスのご購入
※朝日PCフェンスのご購入は事前見積り(無料)が必要です。 | |
PCフェンスをご検討中のお客様は、上記の御見積依頼書などで当店までご連絡ください。 御見積書にて価格をご案内いたします。 また必要部材等の数量確認のため、画像のような、簡単な図面を別途送付いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。 |
PCフェンスの価格について
※上記価格は、20m以上のご注文での価格設定となっております。
※価格表は1m当りの価格ですが、標準スパンは2mですので、偶数mでのご注文をお願いします。
忍び返し付をご希望の場合は、1mにつき下記の金額が加算されます。
忍び返し付(直型) | 忍び返し付(曲型) | |
A 750~2100 | 1,700円(税別) | 2,700円(税別) |
A2500~3000 | 2,800円(税別) | 3,800円(税別) |
A3500~4000 | 5,200円(税別) | 6,200円(税別) |
「朝日PCフェンス」とは パイプと菱形金網で構成されたシンプルな構造
力学的に強度の高いパイプ構造は、同時に飽きのこない美しさも生み出します。
そのベーシックな外観は周囲の多様な環境に自然に溶け込みます。
また仕上がり形状は、内、外どちらから見ても同じで設計も容易。時代を超えたスタンダードなスタイルです。
コンクリートブロックべいと比べて軽量で、倒壊しにくい構造です。
地震等の災害時、高い安全性を確保します。
材料はすべて溶融亜鉛めっき加工を施しています。
多様な環境に対し、長年の使用においてすぐれた耐候性を発揮します。
亜鉛めっき製品は、屋外に積み重ねたままの保管をしたり、シート掛けしたままの保管をすると、 雨水との長時間の接触や多湿による結露などにより白さびが発生し、製品外観の低下につながる可能性があります。 ただし、白さびによる耐食性への影響はほとんどありません。 |
JISH8641 3.2めっき表面にみられる諸現象
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独自の技術と工夫によるすぐれた機能性
独自の工夫による金網の先端部や網張りバー、胴縁の端形状などが金網や胴縁のはずれを防ぐほか、下胴縁にあけた水抜き穴が水や砂などによる錆の発生を防ぎます。
また、安全追及の面から角張った部分を極力なくした部材や、破損個所のみの分解修理を可能にするスパンのユニット化など、随所に朝日の技術が盛り込まれています。
JISA6518(ネットフェンス構成部材) JISA6513(金網製格子フェンス及び門扉)の鉛直・水平荷重試験をゆうゆうパス。
パネルは鉛直荷重1470N(150kgf)、水平荷重1470N(150kgf)、支柱は水平荷重490N(50kgf)[H1500mmを超えるものは588N(60kgf)]で、緩み・外れを認めず。
昭和57年改正の建築基準法・同施工令の計算基準に従っています。
完全式菱形金網(JISG3552準拠)
(規格:線径mm×網目mm)
下表のカラー線は、別途お見積りとなりますので、お問い合わせください。
※テニスコートに使用の場合には、網目40mmをご使用ください。(網目50mmを超えるとボールが抜ける恐れがあります。)
※金網選定の際には、スリムで高強度な「スプリングネット」の使用をおすすめします。スプリングネットについては下記の資料を参照ください。
抗張力の高い亜鉛・アルミ・マグネシウム合金めっきハガネ鉄線 および 400g亜鉛めっきハガネ鉄線、カラーハガネ鉄線(300g/m²以上めっきカラー線)を使用し、 高度の技術により製造された、スプリングのように強靭な金網がスプリングネットです。同じ線径の一般品と比較すると、約2倍の高い強度が得られます。
1.金網の強度は抗張力に比例
Φ2.6mmのスプリングネットの抗張力は、同じ線径の一般品と比較すると約2倍になり、一般品のΦ3.2mmの約1.3倍の強度を持つことになります。
2.金網がスリムであればフェンスは強くなる
Φ2.6mmのスプリングネットは軽量で、受圧面積も小さく抑えられます。よって、柱や胴縁への負担を軽減できるうえに風圧による負担も小さくなるので、フェンス全体として強くなることになります。
また、線径が細いことにより見通しが良くなるので、駐車場や球場スタンドネット、バックネットなどに適しています。
忍び返しについて
忍び返し付をご希望の場合は、1mにつき下記の金額が加算されます。
忍び返し付(直型) | 忍び返し付(曲型) | |
A 750~2100 | 1,700円(税別) | 2,700円(税別) |
A2500~3000 | 2,800円(税別) | 3,800円(税別) |
A3500~4000 | 5,200円(税別) | 6,200円(税別) |
「朝日PCフェンス」の施工要領
機能を十分に発揮するために正確な施工を行ってください。
※矯正の際は必ずゴムハンマーを使用するか、当木をしてたたいてください。
※施工時、製品は直接地面に置かないで敷物を施してください。
■標準水平部
※半径30m以上の円弧には中間ジョイントにて対応できます。
※一律勾配で10度までは中間ジョイントにて対応できます。
- 基礎・埋込み穴
レベルを基礎上端にあわせます。
基礎にあける埋込み穴は、芯々2000mmに正確にあけてください。
埋込み穴の径は80~100mmにしてください。 - 主柱の建込み
支柱の高さはフェンスの高さより45mm低く建込みます。 - モルタル詰
水平・通りを正して、モルタル詰めを行い、水勾配をつけてください。 - 金網調整
金網の張り具合の調整を行いリングをそろえて力骨線の片方を曲げてから通します。 - 胴縁組み込み
力骨線を曲げた方から胴縁を押し込みます。胴縁は水抜穴があいた方が下側です。 - 網張りバー
網張りバーを通します。 - 離脱防止
上胴縁の両端から約15mmのところに切込みがあるので、切込みをペンチで曲げ込み閉鎖します。 - 上部ジョイント組み込み
網張りバーの穴と一緒にかん通させます。 - 下部ジョイント組み込み
あらかじめ下部ボルトを仮止めしておいた下ジョイントに胴線をはさみ込んで、上ボルトを網張りバーの穴と一緒にかん通させ、上下共本締めします。 - 中番線通し、バンド取り付け
中番線は通しで、中間柱の前後1~1.5目から外に出し、柱に沿わせ少し押し込んで丸味をつけ、バンドを取り付けます。
(仮止め→本締め)(勾配の場合は直線切りを使用します。)
(中番線の過度の張り過ぎは柱が湾曲する恐れがあります。) - チェック
全スパンの組み立て完了後、前後左右の振れ、水平・通りを正してボルト・ナットの締め付けを点検します。
60度~75度まではボルト・ナットの 丸頭を内側に向けてご使用ください。 60度以下のコーナーについては別途ご指示ください。 |
使用可能範囲 ・上勾配角度45度まで ・下勾配角度45度まで |
勾配用金網の調整例
必要な列線本数はΦ3.2×56mmでは水平の場所より2本前後余ります。
必要列線本数を44本と仮定すると落差間の辺陬14で割ると≒3.1です。
(ビニル被覆亜鉛めっき鉄線の場合)
列線を約3本毎に反屈曲(1辺)ずつ繰り出します。
繰り出し終わると勾配に沿うようリングの巻き加減、首の曲げ付け等をして調整します。
※「PC門扉」は、PCフェンスをご購入いただきますお客様に限り、販売させていただきます。